架鉄往来

架空鉄道「ノザキ電鉄」と架空・架空鉄道作者「ノザキ君」のこと その2

仮名手本架鉄は人と成長するその1へその3へ以下は「架空・架空鉄道作者」の作者(ええ、面倒臭い、詰り私だ)がほざいている事です。詰り私の事じゃ兼好殿!チャットでこの話が出た時、実に久し振りにワクワクした。テンプレ架鉄、この一見どうしようもない...
架鉄往来

架空鉄道「ノザキ電鉄」と架空・架空鉄道作者「ノザキ君」のこと その1

架鉄は人と成長するその2へその3へ背景:もう大分昔の事だが、架空鉄道梁山泊の面々が額を寄せて悪だくみをしていた。停車駅一覧(所謂串団子)と電車側面図だけのテンプレート架鉄を皆で競作しようではないか、自分の来し方を振り返り、やって来た事を懐か...
贋誌百珍

遊女阿芳間夫逢瀬条(いふじよおよしまぶとおうせのくだり)

「本邦鉄オタ事始」品川宿。宿場の外れの待ち合いの一室である。海に面した窓は障子が開いており、先程までの時雨が止んで夕陽が室内を明るく染めて、女のほの白い顔だけに精彩を与えているように見える。女は30前であろう。長身で面長。華やいだ雰囲気の中...
贋誌百珍

流転ー鉄道擬人化の試み ある木造客車の浮沈

あたしの名前はナハ22000。生まれて間もなく優等列車に起用されてさ、憧れの18900さんと手を繋いで東海道を上下したものさ。そりゃああたしだって若かったし、胴がスラっと伸びて大直径動輪を履いた東海道の王者、18900さんに首ったけだったん...
文芸の夏

悪の帝王

文芸の夏ー25状況1TVのワイドショー。ゲストなのだろうか「お洒落で歳相応に美人のお婆さん」が出ており、微笑みながら黒っぽいジュースのような物をコップに注いで、司会者に飲んでもらっている。状況2そのお婆さんは「大悪魔小悪魔を手先として使う悪...
文芸の夏

チャールズさん

文芸の夏ー24シーン1戦時中の日本のどこかの街角。サイドカーに乗った憲兵が、街角で油断無く目を光らせている。問題はその憲兵では無く、彼の腰に下げた拳銃のホルスターに「その人形」がぶら下がっていた事だ。その人形は「チャールズさん」と言う名前で...
文芸の夏

帰ろう

文芸の夏ー23目もくらむ断崖の中程を伝う道、と言うより通路。幅は30センチあるかないか。場所によって崖をコ形に切り取った箇所や、丸太を1本ワイヤーで吊っているような箇所があり、恐ろしくて前に進めない。勿論手すりも何もない。「ここから先は気を...
文芸の夏

終末の出来事

文芸の夏ー22どうやら黙示録が説く所の「終末」が始まっているようだった。町は焼け崩れ、恐怖に駆られた人々は厄災を避けようと他の人を押しのけ、やがて自らも業火に巻かれ、立ったまま全身から火を噴いて絶命する。するとその時、地上の惨劇とは全く不釣...
文芸の夏

猫は猫で祖先を迎える

文芸の夏ー21王が三振したのでテレビを消すと、表で犬が怯えたように吠えていた。庭に出て見ると、飼い猫たちが草むらのあちこちに散らばって、別に何をするでも無く佇んでいる。そうだ、今日は猫盆だった。その事を思い出すと、窓からそーっと様子を見る事...
文芸の夏

八幡宮前

文芸の夏ー20落ち葉の降りしきる八幡様の電停で市電を待っていると、電車ではなく少女がやって来た。恐る恐る少女の背におぶさった私は、彼女の事が心配で心配でならなかった。「大丈夫か、重くは無いか」「大丈夫、平気だよ、お父さん」産まれなかった娘の...